

会社にはさまざまな個人情報が飛び交っています。
氏名や住所に限らず、年齢や家族の氏名などまであらゆる情報が個人情報に絡んでいると言っても過言ではありません。
個人情報保護法によって、会社で使用した個人情報は、使用目的以外の使用は禁じられています。
そのため、使用後の紙などにプリントアウトされたものは、すぐに破棄されなければなりません。
その一番の処理の仕方は、業務用シュレッダーで細かく粉砕するという方法です。
そして、後に燃やすなどの処理が行われます。
業務用シュレッダーには、オフィスの片隅に置いておき、その都度粉砕していく小型のものから、地下室などにそえられていて、一定期間を置いて一度に粉砕される大型のものなどがあります。
以前は、プリントアウトされた個人情報も含めて、廃棄物の回収業者がトラックで回ってきて、粉砕せずにそのままの状態で回収して、その分量に応じてトイレットペーパーなどと交換していました。
しかし、今では個人情報保護法がかなり細かなところまで規定されているので、それを踏まえた処理をしないと法的処分の対象になってしまいます。
個人情報保護法の改正などで、プリントアウトされた用紙は復元が難しいほど細かく粉砕されることが要求されています。
現在よく使用されているのはマイクロカットと呼ばれる粉砕です。
ほかにクロスカットと呼ばれる粉砕もありますが、こちらはマイクロカットに比べてかなり復元率が高くなります。